前回のキルトの画像でアップし忘れたのがあったのでご紹介します~
上の画像は「イカのれん」の全体像です。
そして、これ!
↓
川越さんの娘さんの作品だそうです。
フジコ・ヘミング大好きなので作ったとか。
うわあ~
音楽が聞こえてきそうですね~
フジコさんの指使いや体の動きさえ伝わってくるみたいです
大好きじゃなきゃ作れない作品だよね~。
素敵だ~~
そう言えば、先々週だったか?
金スマにフジコ・ヘミングさん出てましたね。
この日記を途中まで書いて放置してたのでグッド?タイミングでした(笑
TV点けっぱなしであれこれやってたので、ちゃんと見てはいなかったんだけど、
60歳を過ぎてから「夢」を叶えるってすごいな。
一度はあきらめかけた「夢」でも、それが本当に「魂が叶えたかった夢」ならば、
神様はそれを思い出す機会をちゃんと与えて下さるんだな~
そんな事を感じながらちらちら見てました。
録画してあるので、時間のある時にちゃんと見ようっと
フジコ・ヘミングさんも「癒しのピアニスト」と呼ばれているんですね。
それで十数年も前のキオクが蘇ってきたよ。
その日、TVをつけたら、面白い番組やってなくてチャンネルポチポチしてました。
民法3局NHK2局しか映らない田舎なんで当然のようにNHK教育テレビもポチってしました。
すると、ピアノの音が流れてきました。
ミジンコは、ピアノ単独の演奏ってあんまり興味がないって言うか
ジャズピアノは好きなんだけど、クラシックピアノで感動したことってなかったんです。
小さい頃に少しピアノを習ったこともあったのに、残念な人です~
でも、
この時は違ってました。
TVから流れてきたピアノの音にグイッと惹き込まれちゃった。
その間わずか15秒
15秒で虜になりました!←マジ
聴いてるうちに、知らずに涙が頬を伝ってました。
自分でもびっくりしたよ。
ピアノでこんなに泣けるとは・・・・
自分の今の心境にぴったり合ったから泣けた
とか、いろんなことを思い出しちゃって泣けた
という歌は山ほどあるけれど、
なんのすり合わせもないのに、たまたま耳にした音楽で泣いちゃって、すごく癒されるっていう経験はあまりありません。
というか、ほとんどありません。
でも、この時はまさにそうだったの。
TVの中から聞こえてくる音が心の底の蓋を優しく外してくれて、その奥に隠していたいろんな想いがブワーーーーーーっと噴き出して込み上げてくる感じ。
その込みあげた感情をピアノの音が更にふんわり包んでくれてやさしく撫でてくれるような感じ。
まさに、ドロドロのヘドロが浄化されて綺麗に透き通っていくような・・・・。
あぁ・・・・癒されるってこういうこと・・・・。
音楽の力ってすごいな・・・・・。
衝撃的な感動でしたね~。
こんな、音楽での衝撃体験は3度目でした。
最初の衝撃体験は小学校2年の春休み。
茶の間を通って台所へ行こうとして、TVから流れてきた歌にくぎ付けになったの。
歌を聴いて泣いたのはそれが最初。
まるでストップモーションのように顔だけ横向きで立ったまま聴いてたよ(笑
丸山明宏さん(今は美輪明宏さんですよね)の「ヨイトマケの唄」。
小学2年生だったミジンコの、何がこの唄に反応したのかいまだにわからないけれど(笑、
当時から美輪さんの表現力がハンパなかったんでしょうねぇ~。
自分でもびっくりの体験でした。
次の衝撃体験は、30代になってから。
雪村いづみさんが歌ってた歌。
タイトルも覚えてないけど
この時も、聞くともなしに聞いててグイッと惹きこまれたの。
そして、やっぱり泣いてた
音楽を聴きながら目の前に映画のように映像が流れていった。
あれも稀有な体験でしたね~
そして、3度目が、このNHK教育TVから聞こえてきたピアノ演奏でした。
演奏家の名前も、演奏曲も忘れちゃったんだけど←
癒しのピアニストで検索してみました。
癒しのピアニストって結構いるんですね~。
ビックリw(゚o゚)w
すごく普通のお名前だったのは記憶にあるので、たぶん、遠藤郁子さんかなぁ?
You Tubeを探したら「ポロネーズ」だけ見つかったよ。
うん、この人だ!と確信。
でも、この人のピアノを表現できる言葉が見つからなくって困ったな~。
と思ってた矢先、
偶然「オーケストラ」という映画を見る機会がありました。
その映画のセリフに、ピッタリの言葉があったよ
まあ、ミジンコあたまのメモリー容量なので、いつものようにほとんど記憶に残ってないんだけど、つうか、ミジンコあたまの中で勝手に変換しちゃってたりするんだけど
一つひとつの音符はそれぞれ魂を持っている。
そしてその音の一つひとつは、お互いに自らをもっとも輝かせてくれる相手を探して飛び出してゆく。
探して、ついにめぐり合って、絡まり合い結ばれて幸福のダンスを踊るんだ。
みたいな・・・
あまりにも違ってたらごめんなさい~
そのセリフを聞いた時に「あ!」と思ったよ。
遠藤郁子さんが弾くピアノは、まるで一人オーケストラみたいなんだ!
音の一つひとつが魂を持っていて、ピアノの音だけなのに、バイオリンやティンパニーやフルートやチェロやトランペットや、いろんな音がハーモニーを奏でる極上のオーケストラの音のように聴こえるんだ!
昔、何かの本で「天使たちが奏でる精妙で美しいハーモニー」という文章を読んだ時にあれこれと想像した音楽に、ついに出会ったような気がしたよ
ところで「オーケストラ」という映画、観て良かったです。
会社帰りに観れる時間帯のがこれしかなかったので観たんですけどね
ストーリーは、それほど複雑ではなく、かといって単純でもなく
もう少し丁寧に作ったらかなりいい作品になったと思うんですが、なんたって雑。
てか、進行が強引(笑
ありえね~っ
つっこみどころ満載
でも、つっこむ前に力でねじ伏せられる感じです(笑
そのねじ伏せられ方が小気味良いほど。
物語の土台には、共産主義国家だったソ連の政治体制の陰で理不尽に夢や希望や命さえ奪われた人々の痛みが、通奏低音のようにずうっと流れている。
でも重くない。
痛みを抱えながらも、夢を叶えるため家族のためお金のため思想のため、たくましく毎日を生きてる一人ひとり。
その一人ひとりの生きざまが、まさにそれぞれ一つの楽器が奏でる音色のよう。
一度はバラバラになった楽器の音が、再びめぐり合って生まれる幸福のハーモニー。
そのハーモニーこそが、それぞれの抱える深い痛みを癒す奇跡そのもの。
その奇跡が生まれる瞬間に運良く立ち会えたような観客としての幸福感もありました。
ラスト、チャイコフスキーの協奏曲の演奏シーンは圧巻です!
感動で、涙がこぼれたよ
マジで鳥肌がたっちゃった(笑
コメディ要素もたっぷりで、ミジンコはかなりニヤッと笑わせてもらったよ
ロシア語とフランス語だけの語感も、音楽のようで気持ち良かった
欲を言えば、核の部分にもう少し重さがあると良かったかな~。
でも、ラストの演奏シーンを見るためだけでも何度でも観たい
そう思える映画でした。
ああ・・・・
音楽っていいなぁ・・・・・
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