オラ 東京さ行って来ただ ハプナバイキング編

むつにおける聖地巡礼以来、ミジンコに憑依しっぱなしの腹の虫の怨念は、
いまやミジンコの魂まで乗っ取る勢いです。
そんなミジンコにとって、品川プリンスホテルのハプナバイキングは、まさに夢のような場所でございました。

案内されて中に入ると、そこには色とりどりの食べ物が、


これでもかっ！！！

文句あるかっ！！！


とばかりに並んでおりました。
それはまるでご馳走のワールドカップご馳走のお花畑ご馳走パラダイス


しかも、通常は別料金のはずのドリンク類もすべて会社持ち(≧∇≦)
Tsan１号２号が何に憑依されていたのかは不明だけど、彼女らもまたミジンコ同様、地に足がついてない状態（笑）

席に着いてすぐ、思いがけずすばやい動きを見せたのはTsan２号。
そう、むつの彼女です。
小柄で華奢でちょい地味めの彼女、見ためはとっても小食な感じなのですが・・・。
Tsan１号とミジンコが目移りしてうろうろしてる間に、２枚のお皿をてんこ盛りにして席に戻っておりました(ﾟ０ﾟ)
ミジンコたちが席に戻った時には既に彼女のお皿にはカリフラワーの尻尾が残っているばかり・・・!!(ﾟﾛﾟ屮)屮
なんか、デジャヴな映像がミジンコの脳裏をかすめたけど、そのお話はまたにして、
Tsan２号はすごかった！！
ブラックホールのような胃袋の持ち主だった！！
おそるべきマイペース振りで和洋中アジアンその他もろもろのテーブルの間を、キャッツよろしくするすると機敏に動き回り、次から次へと素晴らしい食べっぷり。


まさか・・・

まさか、むつのTsan２号も腹の虫の怨念に取りつかれているのでは・・・！？


と、怪しんでみたが、まあそんなこと考えてる時間がもったいない
シーザーサラダ、ベトナム風生春巻き、ロミロミサーモン（これ好き！）、五目あんかけ焼きそば、小龍包、ローストビーフ、若鳥のパイ包み焼き、牛肉と野菜のなんとか炒め　などなどを生ビールやらワインやらと共に美味しく頂きました
ローストビーフが美味しかった～
みんなおかわりしてたよ。
ミジンコが食べたのはたぶん十分の一にも満たない種類だと思います。
その他にも、お寿司や、自分で作るお好み丼（いくらとかウニとか鰻とか）、聞いたことのないおしゃれな名前のオシャレなメニューもたくさん！

ちなみにここの目玉はどうやら「カニ」さんらしいのですが、
ミジンコの会社の40名、誰ひとりとして「カニ」に手をつけたものはいなかった！！
なぜ・・・？

「誰もたべないね～」
何気なく誰かが言った一言に、そのテーブルの全員が口をそろえて答えた。

「だって～、めんどくさいんだもん・・」


実にシンプル。
の殻をむいてる間にローストビーフ食ってた方がいい。
ってのが、青森、岩手ケン人のスタンダードなのかも？
結婚式、法事、送別会、歓迎会、
何かの宴会の盛皿やお膳には必ずカニさんが居るから食べ飽きてるし。
みたいな？
違うか


Tsan2号は、なかなかものすごい酒豪でもありました。
そのTsan2号が
「下北ワインって美味しいんですよね～」
という情報を！
なんと、むつには「ワイナリー」があるんですって！
しかも酒豪のTsan2号が太鼓判を押す程美味しいと！
飲んでみた～い！
「そのワイナリーに行かなきゃ飲めないの？」
と、一応訊いてみました。
「マエダ百貨店やマエダストアでなら買えると思うよ～」


ワイン好きの皆さん！
聖地マエダ百貨店へ急ぎましょう！！


ところで、Tsan1号の隣、ミジンコの向かいには、みちかプンの男子2名が座っていた。
みちかプン　とは、丈が短くてぷっくりな体型を現す津軽弁です。
主ににミジンコの住む津軽の奥地で使われてる言葉ですが、双子のタッチをイメージしてもらうといいかもしれません。まったく可愛げがない場合には使いません。その場合は丈は関係なく「ゴロラどしてる」とか言いますので、間違えないようにしましょう。


このお二人、どちらの営業所の方かしら？
と思ってたら、むつ営業所の方でした！
20代前半という2人とも、後ろから見たら見分けがつかないほどの、みちかプン体型。
兄弟でもなく、年も違うのに、ほとんどタッチなお二人である。

へ～～。
これがむつの20代男子のスタンダードかあ。
可愛いのお



え？


だとしたら、


だとしたら、


ケンちゃんは、


ケンちゃんてば、

す～～～～ごく目立っちゃうんじゃあないのお～～～！！！



目立っちゃうだろうし、ただそこに存在するだけでモテまくりだったに違いないよ。



そっか・・・

それでか・・・

ハタ！

と、ミジンコは思い至った。

あの猫背も、

あのお洋服のセンスのな○も

あの、自由自在にオーラを操る業も、

み～んな、
すべて、
むつという土地で目立たずに生きていくための知恵だったんだ！


なあるほどぉ。


田舎者ならおわかりでしょうが、
田舎における何よりも大切なルールであり、何よりも重要な処世術、
それは


「人より目立ってはいけない」


ということなのである。

青森県内のどこよりも「人が好い」と称されるむつにおいても、そのルールは適用されるに違いありません。
まして、むつ大湊には海上自衛隊がいる。
自衛隊、大雑把に言えば軍隊の仲間。←細かいことはスルーでお願いします
軍隊って言ったら「男たちの大和」でもわかるように、み～んな一緒、み～んな同じでなければなりませぬ。
つまり、むつという土地には「目立ってはいけない」という暗黙のルールが漂っていたのです。
そんな気配に自らを合わせ、そこに受け入れてもらうために背を丸め、オーラを消してその空気になじまなければならなかった！


つまり、どうしたって


　　カメレオンにならなければ
　　　　　
　　　　　　　居心地良く生きることはできなかった！


という訳である。

ま、本人にそんな自覚はあろうはずもないでしょう。
こういうことって、そこから抜け出せた時に初めて実感できることだけど、
ケンちゃんはそのまま「芸能界」というある意味せまい土地にスライドしてしまったので、自覚しないまま過ごしちゃったかもしれませんしねえ。


まあ、そういう訳で、
カメレオン進化型ともいえる「イタコ的憑依型カメレオン俳優」松山ケンイチの才能を美味しいワインのように熟成させたのは、やはり、16歳まで育ったむつという土地なのでした！

やはり、偉大なりむつ


むつは、正しく完璧に、聖地なのでした～

勝手に、
しかも、たった3例のデータを元にむつとケンちゃんの関係に関する検証を終え、
一人すっきりさわやかな気持ちになったミジンコは、Tsan2号に続けとばかりに、デザートコーナーにダッシュし、一口サイズのアイスやムースやケーキやムースやケーキやケーキをしこたまお皿に盛り、おいしいホットコーヒーと共にぺろりと完食したのでした。
むつ以来の腹の虫の怨念も、ようやく成仏したらしく、
品川の夜空にひっそりと消えて行きました　。希望的観測・・・



＜ご注意＞

言うまでもありませんが、
このブログは、ミジンコの独断と偏見と妄想と妄想と妄想でできています。
くれぐれも全てを信じないように気をつけてください。
素直な方は特にご用心。
誠に勝手ながら一切の責任は持ちません。
また、
重ねて言うまでもありませんが、
このブログは特定の土地や人物を貶めようとするものではございません。
くれぐれも誤解されませんよう宜しくお願い申し上げます。