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他とは違うんです!

5~6年ほど前、ミジンコは全国展開している某大手スーパーで契約社員として働いていた。
従業員の大半が地元のパートタイマーで、店長、課長、売り場長など「長」のつく人たちは転勤族の正社員であった。

ミジンコの売り場の売り場長は、当時28歳の男子。
彼は京都丹波の出身であったが、それまでに山形、気仙沼など東北各地何箇所かで勤務したことのある東北弁経験者だった。



ある時、
「学校へ行こう!」というテレビ番組で、この辺のことが取り上げられたことがあった。
その夜、彼の丹波のお父さんから電話がきたそうだ。

「お前がいるところでは本当にあんな言葉をしゃべっているのか?」

彼が
「そうだよ」
と答えると、お父さんはしばらく絶句した後、

「大丈夫なのか・・・?」

つぶやくように言ったその後再び絶句したそうである。
どんだけ子煩悩なお父上なの~!と思うが、
息子が言葉の通じない外国で勤務をしているように思えて心配になったらしい。


彼がその話をおかしそうに売り場でしゃべったので、ミジンコたちはちょっとむかついて彼に抗議した。

「山形だって気仙沼だって相当訛ってるじゃないの。
津軽弁だってそんなに変わらないべさ~

だが、
彼は間髪置かず答えた。

「津軽弁は違うんです!」
「どごが~!?

「他の東北はほぼ訛ってるだけ!

  津軽弁は単語から違いますから!」

他の地方はほぼイントネーションが違うだけだけど、

津軽弁は単語や用法まで違うんですと!


えええええええええ~~~~っっっ!!!!!

そうなの?
そうだったの~~~っ!?






と、驚いてみせたが、
いや、なに、昔から知ってたのよ。そんなことは(笑)
こないだ、おいらもうや~めた!って宣言なさったどっかの首相のお言葉を借りれば

津軽弁は他とは違うんです!

ミジンコも他のパートさんたちも、津軽弁には絶大な愛情を持ってるし、
津軽弁が話せる自分たちを客観的に見れますしねwww

なんたって

 バイリンガル

でございますもの~ オーホホホホ( ̄▽ ̄) 

       ↑無駄な上から目線、しかも全然客観的じゃない

ウルトラミラクルラブストーリー」での松ケンの役が津軽弁べらべらということで、
松ケンの各ファンサイトではにわかに津軽弁学習熱が上昇中(笑)で、
ユニークな津軽弁会話が繰り広げられてて微笑ましいけど、
字幕スーパーなしなら、それほどモロな津軽弁にはならないと思うな。

青森市内や弘前市内の若い子たちは、ミジンコの地元みたいな昔ながらの津軽弁は使わないし、蓬田は青森市の隣だしね。
ミジンコの地元だって、市内の子は「おら」や「わぁ」じゃなく「あたし」って言うよ~。
なので、映画の津軽弁は、おそらく

たんげうすまったあぐのねぇゆる~い津軽弁であろうと思います。


したばって(だけど)

究極のラブストリー

って・・・・。
どんなんだろうね。
なんかせつない系ぽい予感がひしひしと致しませんか?
↑さっそく妄想モード






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コメント

むぅかし、むかし、そのむかし・・・
日本語は何処からきたのか  といった本を読んでいました。
なので、用法が違うというのは興味深いですね。
江戸時代の大名の鉢植えで、城下町はかなり方言が影響を受けたりしてますから、同じ県でもかなり違ったりしますねえ。私の県でも、場所によって色々ですよ。方言をきちんと守るという意識があるのはすばらしいと思います^^

投稿: kiki | 2008年9月15日 (月) 15時57分

今日は山奥の温泉に行ってきたのですが、携帯から記事を読んでて、人目もはばからず、ぎゃはははははは!!!と大笑いしてしまい、当然周りに変なで見られましたわーいわーい

そ~~~!!お京さんへのコメでも書いたんですが、イントネーションだけじゃなく単語も変化しちゃいますよね!!それもかなり遠くのほうで~。ぎゃはははははは!!

青森県人の方言への愛着は大阪人並ですよ!!
あんなカッコイイ松山くんでさえ直さないんですから!!


ミジンコさん・・・、女子は知りませんが、若い男子で「僕」だの「俺」だの言う奴は、今でも多分一人もおりませんぜ・・・(笑)
わいがいた頃でも「わ」と言ってたツワモノの女性もいたくらいですし。
松山くんもオシャレイズムのときにそんなこと言ってましたが、「俺」なんて言おうもんなら「何あいづカッコつけちゅーんず」って思われるそーじゃありませんか。

そーいえばL図書さんのところで津軽弁に変換するサイト紹介されてましたね。
あれ早く試した~い


シンクロ・・・そーなんですよぉぉぉぉ。もお、オソロシイくらいです。うぉぉ鳥肌鳥肌
それでなくても最近シンクロが多すぎて職場でもよくその話になるんですよぉ。

お話したいことたっくさんありますが、今日のところは我慢しまふ(笑
へばな~

投稿: カメレオン | 2008年9月15日 (月) 17時51分

ミジンコさんに反論!(笑)
お京、初めて弘前市内にお買い物に行った時
後ろを歩く人たちがメチャメチャなまっていて思わず
振り返ったら 超イケてる女子高生で(まさか?)
どう見てもその子たちの会話じゃないと思ったんだけど他に人居なかったし…すごっ~く訛ってた

その後、こういう女子高生、多発。
もう、驚かなくなった。

そして、デパートの中で幼稚園くらいの子が
おばあちゃんに「トイレいきたーい」みたいに言ってて「おばあちゃんここでまっていて」(想像)と言ってたんだけど、これまた訛ってて(かわえー)
すごい!ここは、老若男女訛ってるー
と思いましたよ(笑)


お京の娘達は、小学校時代自分のことを「うち」と
言ってて、自分達は、「うちら」でした。
息子は、「オイラ」と言ってましたよ。
今じゃ「オイラ」なんて絶対言わないけど、田舎好きのお京にしたらそのまま「オイラ」って言っててくれた方が「かわいいー」のにと思っちゃいます。


下北弁と南部弁は指導をうけるほど、そんなに違うんだ!とびっくりしました。
バイリンガルのミジンコさんは、「違いのわかる女」なんでしょうねぇ

へばなぁ~
(使ってみたかったのぉ カメレオンさんの真似)

投稿: お京 | 2008年9月15日 (月) 22時50分

>kikiさんへ

日本語はどこから来たのか・・・。
ミジンコもむかしむかし同じような本を読んだことがあります。
内容はすっかり忘却の彼方ですが(笑)
kikiさんの地方でも同じケン内でも全く違う言葉をしゃべってたりしてるんですね~。
方言っていうか、言葉って面白いっきゃあ~
方言喋ってるから「言葉」自体への興味も強いような気がしますよ。
未だに下北弁を大切にしてる松ケンが「言葉」にこだわるのもそのせいもあるのかな?
と、ちょっと思ったよ。

ちなみにkikiさんの地方は何弁だべ?

>カメレオンさんへ

カメレオンさんてば壊れすぎですってば~~~(爆)

L図書さんでご紹介の変換マシーン試そうとしたら、
できなかった
面白そうなのに残念無念!試した感想おしえでけへの~。

うちの息子は弘前市内の高校へ行ってたんですが、
市内では「おれ」って言わないと田舎者扱いだそうですよん。
目○鼻○って感じですが(笑)
「ぼく」って言うと「なにカッコつけぢゃ~んづ!」
って思われるのに「おれ」ならOKとは、これいかに?
たぶん「おれ」は「おら」に近いからかな?
息子は家では「わぁ」学校では「おれ」と使い分けてたようです。
ミジンコも会社では「わたし」家では「おら」か「わぁ」です。
車で1時間以内の距離なのにね・・・

今夜、松ケンはりんごジュース飲むようです。


投稿: ミジンコ | 2008年9月15日 (月) 22時53分

お京さんへ

あれ?シンクロしちゃったみたいですね。
気づくのが遅れてごめんなさい!

そうですかあ?
弘前市内そんなに訛ってましたか?おかしいなあ・・・?
もしかしたら「おれ」も共通語の「おれ」とは違う「おれ」なんだろうか?
ちょっと自信がなくなってきたぞ(笑)
岩手はそんなに訛ってないですよね?
イントネーションは違うけど。
津軽弁ネタだけで相当引っ張れそうな気がしてきた(笑)

松の目撃情報が少しづつアンテナにひっかかってきたんですが、全然松ケンファンじゃないペコがミジンコの代わりに探しに行ってくれるそうです(笑)見つかったらサインをもらって来てくれるそうです。
喜んでいいのかなあ?(笑)

投稿: ミジンコ | 2008年9月15日 (月) 23時52分

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