不良少年の夢
夜中の3時に目が覚めて眠れなくなったのでPC開いて久しぶりに松ケンフリーク様をのぞいたら、とても懐かしい記事がありました。
不良少年の夢 の時の松ケンのコメント!
読んでたらまた、タイマントーナメントのシーンが見たくなってDVD観始めたら、次のあのシーンの松ケンも見たいな、次のあのシーンの松ケンも、、、、ってな感じで結局全部観てしまったよ
気がついたら夜が明けてたわな(笑)
いやあ、やっぱり主演はいいですね。
ジュチ皇子や沖縄のおまわりさんや少年兵観たさに早送りしたり、戻したりしなくても松ケンを堪能できますもん。デスノート前編なんて L 登場前の約1時間?いらね、とか思っちゃう事も(笑) (ライトくんのファンの皆様、ゴメンナサイね。)
主演2作目って事で、まだセリフ回しがたどたどしかったりしますが、細かい表情にホントに魅せられます
前にも書いたけど、ティム・バートン監督がジョニー・デップの魅力について
「彼は、目で演技ができる、言わばサイレントムービー俳優なんだ」
って言ってましたが、松ケンも同じタイプだと思います。
全くセリフのない役も観て見たいなあ、といつも思います。
ジョニー・デップ演じたファンタジー「シザーハンズ」日本版リメイク、なんて、観たいなあ。
今の松ケンなら、やれそうな気がするんですけど。
てか、ミジンコの脳内では、かなり前から、植木をチョキチョキする松ケンが・・(笑)
どなたか脚本にトライしてみませんかね?
で、松山くん、この映画で
「熱くなって本気でぶつかっていく良さ」
を知ったそうですよ。
本気でぶつかる良さ
って、体験しないとなかなか頭ではわかりにくいものですけど、義家弘介を演じる事で疑似体験できたんでしょうね。
その経験が、LcW の製作過程で佐藤Pや中田監督と本気でぶつかっていけた事に繋がっていったのかなあ・・と、ちょっと思いました。
ミジンコが個人的に、へえ~っと思ったのは、松ケンが
「義家さんは、理想を話されていたんですが、最初きれいごとを並べているように思えたものが、話していくうちに、いろいろなことを通過して、一周してそこに至ったことを実感できて、それだけに重いなって。」
と、語っていたことです。
なんか、はっ、とさせられました。
同じ、理想を語る言葉でも、いろんな経験していろんな想いを味わった末に出てくる言葉と、何にも知らないまま頭の中だけで考えて出てくる言葉は、全く同じ言い方をしていたとしてもその重みは全く違うものになるのは当然なんだけど、でも、その重みを受け取るには、受け取る側の心が開いてなきゃ無理なわけで。 そこを受け止めることができた松ケンて、やっぱりすごく心が柔らかいんだろうなあ。
そういう松ケンが演じたから、義家くんの哀しさや、寂しさや、怒りや、無邪気さがとても魅力的なものに描かれたのだと思います。
花堂監督も松ケンのことを
「非常に素直で貪欲に吸収する」
っておっしゃってましたね。
ミジンコみたいに半世紀以上生きてると、「素直であること」が生きていく上でどんなに強い力であるのかがわかってくるけれど、若い頃って「素直であること」は、「言いなりになる事」と同じだとか、「相手に負けること」だとか思っちゃう事もあるじゃないですか。だから、かっこ悪い、って。二十歳くらいの男の子なら尚更、ね。我が家のプーだってそうだったし。
でも、「素直」ってことは、「言いなり」でも「負けること」でも「かっこ悪いこと」でもなくて、いったん相手を受け止めて、自分の中に吸収して煮込んで(笑)、その結果を発信するってことだと思うんですよね。
松山ケンイチという俳優が、これからもいろんなことをどんどん素直に吸収して、煮込んで(笑)いろんな味のご馳走をファンに振舞ってくれること思うと、ホントにワクワクドキドキしちゃいますね
昨日、仕事関係の小難しい本を読んだせいか、堅苦しい文章になっちゃった
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
それにしても、この「不良少年の夢」 って、文部省選定映画なんですよね。
後援のリストに、全国都市教育長協議会、とか青少年育成国民会議とか、青少年育成アドバイザー連合会なんていうお堅い名称の団体が連なってますよ。
初主演作の「ウイニングパス」 もそうじゃなかったですか?確か文部省選定だったような。
その頃の選定委員の誰一人、主演の俳優さんが後に L だの、ましてやクラウザーさんになるなんて思ってもみなかったでしょうね(笑)
チャンスがあってDMCご覧になることがあれば、是非感想をお聞きしたいものです(笑)
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