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サクちゃん通院日

昨日の午前は、サクちゃんの病院でした。
町社協の車が送り迎えしてくれました。車椅子のまま移動できるってすごく楽。
今回の担当者は、イトキチやダニーや松山くんと同世代の若い男の子。
工業高校出たのになぜか介護の仕事を選んじゃった、と笑ってました。
仕事は大変だけど、好きだそうです。ミジンコの家の玄関先は段差が大きいので、耳の遠いサクちゃんの耳元で「怖くないですからね~」と声がけしてから、車椅子ごとサクちゃんをぐいっと持ち上げてくれました。優しくて力持ち。ちょっとリンダリンダリンダのマッキーくんに似てます。( いちいち松ケンの役を連想しちゃうあたりがイタイです・・・)
家族がいない場合はヘルパーさんが付き添いもしてくれるそうですが、サクちゃんの場合はミジンコがいるので送り迎えだけです。介護保険で9割カバーされるので、1割負担で450円でした。
病院は予約制なんですが、40分以上待たされて、サクちゃんは疲れたみたい。
でも前回は午後の整形外科で4時間待ちだったから、それに較べれば。。。。
医師不足、看護士不足、医療費削減至上主義によるへんてこな診療報酬改訂など、
財務省や厚生労働省のお役人が机の上で計算した事と医療現場の現実との乖離を思うと、怒り心頭。
ですが、どこにぶつけていいやら。
とりあえず、医療崩壊と言われる現実を造ってる根っこが、医療費削減政策にある事を、みんな気づいて欲しい。このままじゃ医療崩壊どころか日本が崩壊しちゃいます。
待ってる間に、そんな事をつらつら考えてたわけですが、ドクターやナースは一昔前に較べたら格段に優しくなりましたよね。
サクちゃんを診てくれたドクターは研修医だと思うんですが、言葉がけも良いし、ちゃんと聴診器当ててくれたし、サクちゃんの肩に手を置いて、サクちゃんの目を見て大きな声で話してくれましたよ。(近頃、聴診器も当てず、患者ではなくてPCのカルテしか見ないドクターが多い)
それが4月から導入された5分間ルールってやつのせいか、資質のせいなのかはわからないけど。(5分間ルールの詳細は、、時間がないので後日。早く知りたい方は検索してね。)
それにしても、あのドクター、普通にそこら辺にいたら、きっと高校生にしか見えないと思う。
頼りにならない感たっぷりなんだけど(笑)頑張って欲しいなあ。サクちゃんの肩に置かれた指がとっても長くて綺麗で、誰かさんの指を連想しちゃいました!(またそこかい!笑)

でも、イトキチやダニーと同じ世代が、どんどん現場で活躍してるんだねえ・・・・(遠い目・・・)
世代交代という四文字熟語がミジンコの脳内で踊りまくってました。
一抹の寂しさと未来への希望と共に、ひしひしと自分の年を感じた一日でした。

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